【1歳2歳】ギャン泣き歯磨きを卒業できた理由【歯磨き対策】

1歳
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キッキは0歳8ヵ月のときに歯が生えてきました。

私も夫も虫歯になりやすいので体質的にはキッキも虫歯になりやすいと思う。

でも虫歯にはさせたくない、歯磨きはしっかりしたい!

とは思いつつ、泣いてなかなか歯磨きをさせてくれないですよね。

成長につれ泣かなくなるとかよく言いますけど、今!今泣いて欲しくないの!

ご褒美で釣るとか、キャラ物の歯ブラシが効果ないときはどうすればええんや?

でも対策をしっかりしたら、2歳2ヵ月のときしっかり磨かせてくれるようになりました!!!

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仕上げ磨きの難しさ

歯磨きするといっても、キッキに歯ブラシを渡すと少し舐めてポイッされるので私が仕上げ磨きをします。

それがまあ難しい!

キッキは歯磨きが嫌いなので、仕上げ磨きの気配を感じると逃亡します。

美味しい歯磨きジェル使っているのに逃亡。

ちなみに歯磨き粉はこれを使っています。フッ素入りなのと、うがいの必要がないのが良い。

歯医者さんに聞いたところ、「押さえつけてでも磨いたほうがいい」とのこと。

歯医者さんが言うのであれば、やります。

逃亡しているキッキを捕まえ、大の字に寝転ばせ、頭のほうから私の足で腕を押さえつける。羽交い締め。

もちろんこの時点でギャン泣きです。

そりゃ羽交い締めにされたら歯磨きでなくても泣くわな。

でも虫歯になったらもっと泣く羽目になるし可哀想……。

キッキの悲痛な叫びとともに仕上げ磨きをしておりました。

心が痛む日々……。


とりあえず歯科検診へ

ギャン泣きしながら仕上げ磨きをしているので、きちんと磨けているか自信がありませんでした。

「すでに虫歯があったらどうしよう」「いやさすがに大丈夫かな……」とモヤモヤしたものを払拭すべく、歯科検診に行くことにしました。

それが1歳8ヶ月のときです。

1歳6ヵ月検診のときにも歯科検診も行われており、その時は虫歯もなく大丈夫だったんですが

その後甘いものを食べる機会が増えてしまったので猛烈に心配になったのです。

私たちが住んでいる自治体には乳幼児歯科検診が行われていて、無料で受けられるので予約して行ってみました。

歯が生え始めた頃から行っていればもっと楽だったかもしれないと思わなくもない。


保健センターに到着し、受付を済ませるとキッキが逃走しそうになりました。

「何かを察知している……!」そう思いました。

パーテーション越しに歯科医が待ち受けているのが見えているかのよう。

そして呼ばれ、先生を見るなり


号泣

だよねー。

診察は滞りなくスムーズに終わり、虫歯もなく大丈夫と言っていただけて一安心。

先生「上唇小帯が少し長いね、ここに歯ブラシが当たると痛いから押さえてあげてね」

えっ何それ初耳!1歳6ヵ月検診のときには何も言われてないんだけど!

どうやら上前歯の真ん中にあるヒダが少し長いらしい。

重度だと手術で切らなきゃいけないらしいけど、キッキは軽度で自然と治ると言われました。

上唇小帯自体は知ってたんですが、キッキが長いことは知らなんだ。

じゃあ今まで歯ブラシで痛い思いさせてたかも……ごめんよキッキ。


そして歯科衛生士さんとの歯磨き指導へ。

もう歯ブラシ出すだけでキッキ泣く。

歯科衛生士さんも「これはお母さん頑張らないとね~汗」って言ってたわ。

「大きくなるにつれて嫌がらなくなる子も多い、10秒だけ頑張ろう!みたいに秒数を伸ばしていくといいよ!」

とアドバイスを受けました。

最近カウントダウンにはまっているキッキには効くかも!!!!

しかしその間中もギャン泣き声で、会話もままならないのでそのままお暇しました。


帰宅後、実践

歯科検診でアドバイスを受けた通り、上唇小帯に気を付けカウントダウン作戦を決行しました。

それに合わせ、ネットで見つけた情報や、考えた作戦も併せておこなっていきます。

対策①カウントダウン作戦

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1 で10秒にすべてを懸けます。

歯を磨く前にキッキの目を見て伝えます。


私「今から歯を磨くけど、10秒だけ頑張ろうね」

キッキ「エ~!?」(当時まだあまりお喋りせず)

そして押さえつけ、カウントダウン開始!


私「10、9、8……(お!順調か!?)」

キッキ「ナナ!ゴ!……ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


Mission failed

一週間続けましたがダメでした。そもそも押さえつけた時点で怪しかった。

5秒くらいは耐えられますが、残り5秒が無理。

5秒では磨けない……。

次!


対策②スマホを渡す

いきなり禁断のスマホに頼る作戦です。

ただ当時はまだYouTubeを解禁していなかったため、Googleフォトの写真一覧画面を見せました。

私のGoogleフォトの中身はほぼキッキの写真しか無いので、キッキはスマホで自分の写真や動画を見ます。

これが案外うまくいった!

スマホを渡すとおとなしく寝転がらせてくれるので押さえつける必要もありません。

初めて最後まで泣かずに歯を磨けました。感動!

Mission cleared!\(^o^)/

スマホを見せるといっても子どもの写真や動画なので親的に罪悪感が無いのはかなり重要なポイントです。

難点は、キッキがスマホを持つためしょっちゅう画面が切り替わってしまうことですね。

それでも泣かずに仕上げ磨きをさせてくれたの良しです!

対策③アプリに頼る

対策②がかなりいい感じだったのですが、少し飽きが見え始めたので変化球を。

「ポケモンスマイル」という歯磨きアプリをインストールしてみました。

歯を磨く姿がスマホに映って、ちゃんと磨くと最後にポケモンがゲットできる仕組み。

これまたヒット!子どもはスマホが大好きだな!

あまりポケモンを知らないキッキですが、口の中が見えるのとポケモンが捕まえられる仕組み、カウントダウンの要素が詰まってかなり受け良かったです。

もちろん泣くことなく、Mission cleared!\(^o^)/

キッキに「歯磨きするよー」というと、自らゴロンと寝転がるので、こちらも押さえつける必要がありません!

対策②の写真とこのポケモンで平和な歯磨きタイムが訪れました。

しかし……。

対策④パペット

2歳2ヵ月、最強の対策②と③が飽きられてしまった!

由々しき事態です。

スマホを渡して画面を見せてもすぐに起き上がる。寝転ばせても起き上がる。起き上がりこぼしか?

これではいけない!せっかくの平和な歯磨きタイムが失われてしまう!

とっさにクマのぬいぐるみを手に取り、喋らせました。

クマ「キッキ君!歯磨きしよーヨ!」

キッキ「クマシャン♡」ゴロン


泣くことなく、Mission cleared!\(^o^)/

やりました。カッカクマの勝ちです!とっさのパペットが功を奏した!

キッキにはお気に入りのクマのぬいぐるみがおり、そのクマをパペットにしました。

これってあれよね、こどもちゃれんじbabyのしまじろうパペットと同じ効果だ!

あのパペット欲しくて受講するか迷ったくらい。しなかったけど。

声のトーンをあげ、ひたすらクマに徹するのがコツ。

一瞬でもカッカに戻ると残念がられます。ええ~…


このパペット作戦は割と応用が効きます。

他のぬいぐるみでもいいですし、なんならトミカとかでも大丈夫です。

要は子どもが気に入ってるおもちゃなら、なんでもOK!

キッキは働く車好きなので、

「消防車がキッキの歯を綺麗にしたいんだって!」

「ごみ収集車がキッキの歯磨きしてくれるらしいよ!」

「ブルドーザーが歯を綺麗にしてくれるらしいよ!」←?

最近はこんな言い回しで歯磨きに誘ってます。

なんなら最近洋式トイレのおもちゃを買ったのでそれに喋らせても磨かせてくれそう。笑

あと、これなら寝転ばずに椅子に座った状態でノリノリで磨かせてくれます。

少しやりにくいですが、時間を少し長めにしてカバー。


対策⑤はみがきじょうずかなを再現

おかあさんといっしょの月曜日のコーナー「はみがきじょうずかな」

タイトルの後に「(苗字名前)、〇歳です!」そして音楽。

コーナーすべてを再現する戦法です。

perfumeが歌ってて可愛いよね。

実はこの戦法は1歳のときに試したことがあるのですが、自分が何歳なのか分かっておらず

音楽自体もハマっていなかったので撃沈しました。

2歳になったので再チャレンジ!

「は、み、が、き♪じょうずかな~~??○○キッキ、」

キッキ「2しゃいでぇす!!!」


ヒット!Mission cleared!\(^o^)/

いいね!発語が増えたことにより対策の幅が広がった感じです。

多分押さえつけなければもう歯磨きで泣かないんだろうな。

あとはいかに口に歯ブラシを入れてくれるか、磨かせてくれるか。


対策⑥あいうえお作文

あいうえお作文の頭だけを使う作戦です。

私「相棒の、あ~」

キッキ「あ~」シャカシャカシャカ

私「相棒の、い~」

キッキ「い~」シャカシャカシャカ

私「亀山くんの、か~」

キッキ「か~」シャカシャカシャカ



ここでもドラマ「相棒」が役に立ってしまった。

カッカの好きなドラマ「相棒」が時間管理に役立っている説

たまたまね、タイトルに「あ」と「い」が入っていて大変ラッキーです。

母音が「あ」と「い」の単語ならなんでもいいと思います。

「う」「え」「お」は非常に磨きづらいのでお勧めしません。笑

うちでは「相棒」のほかに「トミカ」や「イカ」「魚」「黄色」「青」などの単語を使っています。

アンパンマンとバイキンマンも使いやすそうだね。

対策⑦モノマネ

1歳10ヶ月くらいのときにYouTubeを解禁したのですが、最近は子ども向けYouTuberが好きなキッキ。

結構独特な喋り方をする方がいて、その喋り方を真似すると何故か磨かせてくれます。

パペット作戦に似ているんですが、こちらは両手が開くのが利点。

喋り方だけで子どもに「あの人だ!」と認識させる必要があるので、

特徴のある喋りをする人か、相当モノマネが上手になる必要があります。笑

おかあさんといっしょのけけちゃまとか、クレヨンしんちゃんとか、バイキンマンとかやりやすそう。

訪れた平和な歯磨きタイム

2歳3ヶ月現在、主に対策④~⑦をローテして磨いております。

もう半年くらい歯磨きで泣いてない!

これはもうギャン泣き歯磨きを卒業したと言ってもいいのではないでしょうか!

特に④と⑥は応用がかなり効くので長期間効果を発揮できそう。

そろそろ本格的にイヤイヤ期に入ると思うのでこれらが全滅する可能性も…ないとは言い切れない。

しばらくはこれでやってみて、また新たな対策を徐々に考えていきたいと思います!

もし他にいいアイディアがあれば教えてください!




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