妊娠した当初の話はまたじっくり書くとして、妊娠中のビッグな出来事から記録していきたいと思います。
それは令和3年5月のことでした。
突然の宣告
夫「転勤になった……」
私「……えっ」
「えっ!?!?」
当時私は妊娠8ヵ月。
お腹もそこそこ大きくなっていて赤ちゃん用品そろそろ揃えないとなあと考え始めていたころでした。(遅い)
突然の知らせを聞いて頭ポカーン。
私「……どこにですか?」
夫「…………東京」
T O K Y O
当時名古屋に住んでました。名古屋から東京へ転勤。新幹線で片道3時間ほど。
いろいろなことが一瞬で頭をよぎりました。
このお腹で?出産は?里帰りは?転院?分娩予約は?荷造りできるのか?荷解きは?引っ越し?物件探し?東京?遠くね?
正直転勤はしょうがないので私にどうすることもできませんでした。
内心かなりクソがぁ!と思っていました
引っ越し期日は来月初め。つまり猶予は1ヵ月切っていました。
残り1ヵ月もない中、物件探し、内覧、契約、荷造り、引越し業者依頼、退去、産院の転院手続き、転院先探し、分娩予約をしないといけないのです。
夫は休みがなかなか予定通りにとれない仕事だったのであまり頼ることは出来ませんでした。
引っ越し先が決まらないと何も進まないので最優先で決め、あとはすべて同時進行せざるを得ません。
妊娠8ヵ月、子宮頚管が少し短かったので安静にしててねと言われた直後でこれはきつい。
が、やるしかない。
里帰りするかどうか
名古屋から実家まで車で1時間ほどなので、引っ越しがなければ里帰りするつもりでした。
東京から里帰りするとなるとまた話が違ってきます。
いくつかのパターンを考えて
- 夫のみ先に引っ越し、私は名古屋から実家に戻り出産、その後東京へ
- 東京に引っ越し後、臨月に里帰りし出産
- 東京に引っ越し、東京で出産、里帰りなし
親は2希望。無理すると産後鬱になるよ、と。
夫は3希望。赤ちゃんに会えないの嫌だ、と。
まあどちらの意見もわかる。
しばらく悩み、最終的に私が選んだのは3でした。
理由は新生児連れて新幹線移動したくない(怖い)し、夫に会えないのが嫌という単純な理由。
あとはなんか親と喧嘩しそうだなと思ったからです。
里帰りの相談をしているとに、あれこれ言われて喧嘩する未来が見えました。笑
本当にきついときは連絡する、ということで親とは話が落ち着きました。
転院
引っ越し先も無事決まり、産婦人科の転院先をGoogleマップで探しました。
産院選びはとても重要です。
母乳推進しているところもあれば、ミルクでも全然OKなところもあるし、まず入院期間や料金が結構違います。
綺麗でお高めな5日間入院のところもあれば設備はそこそこで金額安めの6日間入院のところもありました。
私が選んだのは口コミが良い少しお高めの産院で、引っ越し先からタクシーで10分ほどのところ。
近いは正義です。(ましてや土地勘のないところなので。)
まず電話で引っ越しで転院したい旨を伝え、分娩予約出来そうか確認しました。
大丈夫だったので名前と連絡先を伝え、引っ越し日時から計算して検診日の予約を取りました。
そして通っている産院に転院することを伝え、紹介状を書いてもらいました。
分娩予約もしてあり、予約金も払っていたのですぐに返金していただけました。
転院自体は結構スムーズでしたね。
いざ引っ越し
大きくなったお腹をかかえ、いざ引っ越しです。
引っ越し業者に荷物をお願いし、部屋を引き払い、車で名古屋を出発しました。
引っ越し業者の都合で、午前中搬出、次の日の午前中に搬入予定だったので一晩ホテルに泊まりました。
トイレが近かったので(妊婦あるある)SAで適度に休憩を取りながら車で約5時間ほど移動。
運転してくれた夫に感謝です。
余談ですが妊娠中のホテルはツインルームがおすすめ。
ダブルだとお腹の大きさがある分とても狭く感じます。
次の日搬入が終わり、午後から市役所に行って転入届やマイナンバーの住所変更、警察署で免許の住所変更などを行いました。
そして忘れちゃいけないのが妊婦・乳児健康診査受診票の交換です。
母子手帳自体は引っ越しをしても変更することなくそのまま使えるのですが、健康診査受診票は発行した自治体でしか使えません。
なので転院先で受診するより前に、保健センター等で交換してもらう必要があります。
ここで初めて知ったのですが、健康診査受診票って自治体で内容が違うんですね。
名古屋は出産前後の歯科検診も補助されたのですが引っ越し先では補助されない模様。
これ内容が一番充実しているところはどこなのかなあ。
無事引っ越し完了
もろもろの変更手続きを終え、産院の転院も終え、ひと段落つきました。
大量の段ボールはちまちま開封していくとしてとりあえず引っ越しは完了です。
まさか自分が転院を経験するとは思いませんでした。
でも引っ越し先にエレベーターがついているのはラッキーだったかも。
前は階段しかなくてヒイヒイ言いながら登っていたのですが、エレベーター超楽じゃん!
だいぶ端折りましたがこんな感じです。
妊娠中でも意外となんとかなるな、という印象。
引っ越し先と転院先の確保が済んでいればなんとでもなります。
ただ無理は厳禁です。
荷造り中にしゃがんだり立ったりかがんだりしたのですがお腹が張りやすいと思いました。
お腹が張ったら即休憩。
荷造りしてくれるプランにすれば良かったなって思います。(会社が許してくれなかった。クソが)
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